柔術コンディショニングおじさん

NO-GI柔術を愛するアラサー柔術家の日々のコンディショニングと葛藤、そして苦悩

稽古が出来なくても、ひと汗かこう。

 私は、コンディション維持の為に全く動かない日を作らないようにしている。

 有酸素運動として5キロ程度走ったり、タバタ式のトレーニングをちょっと入れたりすることによって完璧なオフを作らない。

 作ったとしても週に1度程度にとどめるようにしている。

 

 社会人として生活をしていれば職場の用事で稽古が出来なかったりすることは多々あるため、ちょっとだけでもトレーニングを入れて、ひと汗かくことがとても大事だ。

 ひと汗かくだけでコンディションは全然違う。

 恐らくパフォーマンスも結構維持出来ると思う。

 正直言って、ちょっと稽古が出来なかったくらいじゃ格闘技力はそうそう落ちない。

 今月まで続いていたまん防のおかげで2ヶ月ほど稽古をしていなかったが、先日久々にまん防中もたくさん稽古をしていた会員さんとスパーをした。

 私は2ヶ月ほどブランクがあったわけで、普通に考えれば私の息はすぐに上がり、腕はパンパンとなりあっという間にガラクタになるはずなわけだが、結果的には私の調子はとても良かった。

 自粛前にはなかなかパスすることが出来なかった会員さんに対してもあっさりニーオン極めたり、圧倒してしまった。

 

 相手の方が調子が悪かった可能性もあると思うが、自粛期間で疲れがうまく抜けていたのと、息上げとトレーニングだけはコツコツやっていたので、逆にフィジカルが伸びていたのだと思う。

 

 そんなわけで、実は今週は一度も稽古をしていない。

 月曜日に練習に行くつもりだったが、行くことができず火曜日から水曜日にかけて家族を旅行に連れていく約束をしてしまったので、火曜日はトレーニングも勿論稽古もお休みなのである。

 水曜日に家に帰ってくるのは、午後8時くらいになると思うがそこから5キロ程度の有酸素を入れるようと考えている。

 サラリーマン柔術家にとって、職場のイベントも家族のイベントもうまく切り抜けていかなければならない。

 稽古が出来ない日々が続いたり、予定していた練習が出来なかったりするとモチベーションに大きく響きがちだ。

 私自身もそうだった。

 しかし稽古にちょっとくらい行けなくなったからといって、落胆することはない。

 ちょっとしたトレーニング、ひと汗かくくらいの運動でコンディションを保ってやろう。これくらいのモチベーションでちょっとだけ動いておけばいいのだ。

 

 今日は運動らしい運動を全くしない珍しい日だったわけだが、こんな時は頭をしっかり切り替えてリフレッシュする事にする。

 明日は、家に着いたらすぐに着替えて運動する。

 元気だったらヘビーロープも持っていこう。

 コツコツやっていく。

 今年中に出るかどうかもわからない試合に向けて、ひたすら自分のコンディションを守っていく。