柔術コンディショニングおじさん

NO-GI柔術を愛するアラサー柔術家の日々のコンディショニングと葛藤、そして苦悩

朝稽古

 今朝は、夜勤前から朝稽古。

 朝起きて、コーヒーを一杯。トーストを2枚食べて出発。

 パラパラと小雨が降っていたので、カッパを持って道場に向かったがなんとか空に耐えてもらってカッパの出番なく無事に道場に着いた。

 テクニックを習ってスパー。

 本数は3本。

 少ないけど、質の高い練習でしっかり動くことが出来た。

 柔術グラップリングを練習していく中でトップからのアタックに最近はハマっている。

 ハマっているというか、重要と考えている、というか。

 私は元々のベースが柔道になるので、基本的には相手を倒す。相手を制する動きが強いと考えている。

 じゃあガードからの攻撃は弱いのか、ガードから攻めるのを得意とする選手は弱いとかそういう意味ではないのだけれど、ガードから攻めるにしても結局はスイープしたりする事によって、上を取らなければならないわけで。

 ガードからのサブミッションで三角絞めや腕十字などで極め切れる選手は、本当に強いと思うし、そういう選手と練習をさせてもらったこともあるので下からのアタックの強さは、私もよくわかっているつもりである。

 だけど、上からのアタックが重要ということ。

 

 柔術でスパーをするとほとんどの人が、引き込んでくる。

 立ち技を選択したとしても攻防が長引けば引き込む。

 みんな寝業のスパーリングをしたいわけで立ち技の練習に無駄な時間を割きたくないのだろう。

 しかし、試合になるとトップを奪い合う為に、立ち技の攻防が発生する。

 特に階級が重くなってくると、その傾向は顕著となる。

 それだけトップからの圧力は脅威であり、強いガードワークを身につけるのは時間がかかるし、技量もいるということなのだろう。

 両方を身につけておくのに越したことはないが、上を取る。上を取って相手を制するをしっかりと身につけていきたい。

  

 逆にグラップリングのスパーだと、柔術のスパーとは違い、引き込みではなく上の取り合い、レスリングの攻防が一気に増える。

 グラップリングも練習する事によって、立ち技の技術も向上する。

 色々意見は分かれる思うが、私はグラップリングの練習は柔術にも生きてくると思う。

 柔術とは違い、グラップリングだと使えるガード、パスガードの種類もかなり限定されてくるので、ある意味で柔術の芯の力みたいなものがないと通用しない。

 ラペラも使えないし、スパイダーやラッソーガードみたいなガードで、相手を止める事も出来ない。

 

 柔術グラップリングの両方を稽古する事によって、技を練っていきたい。

 とにかく今私が集中しているのは、上を取る、相手を制する。逃げる相手、背中を向ける相手からバックを取る。バックを取ったら絞める。

 柔術の中にあってしなやかな柔術というより、強い柔術を体現していきたい。

 

 朝の練習後は、自宅で動画編集の勉強をしつつ、子どもと遊んだりしながら仕事に備える。

 息抜きにこのブログを書いたりしている。

 明日の夜勤明けもひと汗をかく予定。

 とにかくコツコツと積み重ねていく。