柔術コンディショニングおじさん

NO-GI柔術を愛するアラサー柔術家の日々のコンディショニングと葛藤、そして苦悩

雨の日のタバタ式トレーニング

 今日の仕事が終え、帰宅したらすぐ風呂に入る前にサクッとトレーニング。

 元々夜はあんまり稽古をしないようにしているし、雨が降っている日はランニングもしないので、自宅の中で完結出来るトレーニングをする。

 昨日まで旅行に行っていたので、遊び疲れのようなものもあったのか今日は日中仕事をしている時も調子がそこまで上がらなかった。

 疲れが溜まっていても、汗をかかない日を極力作りたくないので、家に帰ったら風呂に入る前に勢いでトレーニングをする。

 ここで勢いが止まるとトレーニングを開始するのが一気に辛くなる。

 仕事終わりに道場に通われている方もたくさんいると思うが、一度家に帰ってから風呂に入り、食事をしてからさぁ道場に行こう!というのは中々に心のエネルギーを使う。

 一番いいのは職場から、道場に直行するのが心の負担が一番少ないと思う。

 

 今日のトレーニングはタバタ式トレーニング。

 朝走ろうと思ったのだが、早朝の仕事の用事が出来てしまったので、トレーニングを帰宅後に回した。

 トレーニングを何時から何時までにやる!と決めて何がなんでも実行するのも素晴らしいと思うが、柔軟にその日その日のトレーニングを決めるのが私のスタイルだ。

 

 まん防で自粛生活をしている時には、ひたすら腕立てバーピージャンプを400回とかやって汗だくになっていたのだが、タバタ式トレーニングでバーピージャンプをすると相当良い息あげのトレーニングになるので、最近はよく採用している。

 このタバタ式トレーニングというものを知らない人の為に説明をすると、20秒全力で運動をして10秒休んでというペース配分で8セット行い、最大酸素摂取量に刺激を与えてスタミナをつけようというものだ。

 有酸素的なスタミナと無酸素的なスタミナの両方を鍛える事ができるらしく、私自身もかなり効果を実感している。

 このタバタ式トレーニングは4分くらいで終わる短時間のトレーニングなのだが、1時間の有酸素運動に相当する効果あるらしく効率がとても良いトレーニングだ。

 ただ1時間分の効果と言っても、カロリー消費も1時間分の有酸素運動に匹敵するほとあるわけではないので、体重の管理としては不十分となる。

 私が今のところ実感している効果は心肺機能の向上だけなのだが、その他にも認知機能の向上とか色々効果があるらしいので、いつか効果が出るのが楽しみである。

 

 タバタ式のバーピージャンプに加えて、私は腕立て、スクワット、簡単なマット運動ような運動を少し加えて、今日のトレーニングは終わりとした。

 タバタ式のバーピージャンプ以外のトレーニングについては、基本的には1〜2セット程度で出来るだけ限界の回数まで行う。

 私の場合だと腕立て伏せは40〜50回程度で限界が来るのでそこまでやる。

 少ないと思われた方もいると思うが、私にとってはこれが限度だし、これで良いのである。

 

 トータルの時間は正味15分から20分程度の短時間のものだったが、それでも運動をしないで1日を終えるのと、少しの時間でも息を上げて一日を終えてしまうのではコンディションの仕上がりが全く違う。

 むしろ、私は定期的にタバタ式のトレーニングを加えることによってスタミナの向上すら感じている。

 道場に行ってスパーを3本も休みなくやれば、必然的に息あげのトレーニングにもなり、スタミナがつくので週に5回以上はスタミナをつけるトレーニングをしている事になる。

 タバタ式をやるようになって本当に体力がついたので今後もコツコツと継続していきたい。

 とはいえ、毎日タバタ式のバーピーをするのはしんどすぎるので、合間にジョギングを挟んだりしたりしてゆったりとした心肺機能の向上とタバタ式のような激しい心肺機能の向上を同時に図っていく。

 このブログでは、何度も何度も書くことになると思うが、とにかくコツコツ休まず汗をかき続けていく事が何よりも大事で、コンディションの向上に繋がる。

 明日は朝のクラスに参加して汗をかく。

 出るかどうかも分からない試合に向けて体、技を練る。

 恐らく私の格闘技人生で今が一番苦しい時なのかもしれないが、コツコツやり抜くしかない。